Avaloncity Flowers Garden

不肖「信頼出来ない語り手」明智紫苑の我楽多ブログです。主にエッセイを投稿しますが、たまには小説や自作キャラクタードールの紹介記事なども載せます。《Copyright ©Shion Akechi / Akechi Shion》 ㊟当サイトに掲載している小説、エッセイ、画像などの無断転載を禁止します。

エリカの春

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 またしても、春らしい画像集。この子は、私の自作小説シリーズ『Avaloncity Stories』第二部に登場するエリカ・カラシニコフ(Erica Abigail Kalashnikoff/Kalashnikova)の人形である。身長は150cm程度(私自身と同じくらい)だが、れっきとした成人女性である(そもそも、エリカと同じくらいの身長の私自身は、バリバリのアラフィフおばちゃんだ)。彼女はアヴァロンシティにある美術大学の学生である。
 ちなみに、スラヴ系の苗字の多くは男女で語尾が違い、女性であるエリカの苗字は、本来は「カラシニコワ」という事になる。しかし、遠未来SFであるAS第二部の植民惑星アヴァロンでは、英語が公用語であり、苗字の形式などについては本来の法則はなくなっているかもしれない(多分、スペイン系のフルネームにも言えるが、父方・母方双方の苗字のいずれかはミドルネーム扱いになるだろう)。それゆえに、エリカは「カラシニコワ」ではなく「カラシニコフ」と呼ばれる。
(フォースタスとアスターティはスペイン系ではないが、この夫婦の子供たちは、父方・母方双方の苗字「チャオ・フォーチュン」と名乗る。そして、子孫たちの多くはやがて、本家筋以外は「フォーチュン」のみを苗字とする)
 人形は、私が愛用しているオビツ27cm女性型02ヘッドを、ボークスの25cmドルフィー素体と組み合わせたものである。ホント、ボークスオビツが25cm素体を廃番にしたのは残念だなぁ。ペットワークスの通販で、「ティーン」モモコドール素体を売ってくれればいいのにな。「六分の一男子図鑑」のエイトとナインの素体は、そのうちオリジナルキャラクタードール用に購入したいが、「ティーン」モモコ素体のバラ売りだって需要があると思うよな。

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 エリカのこのコーディネートは、いわば「ロリータパンク」だが、主にジェニー用のアイテムを使っている。他には、アゾンの小物や、他メーカーの靴などだ。彼女が抱えているテディベアは、以前の記事で紹介している村雨信乃自らが作った特注品のロボットだ。少なくとも、エリカは信乃と同世代か、もっと後の時代のキャラクターだという事になる。実は、現時点ではまだ、彼女らの世代を具体的に決めていないのだ。少なくとも、改訂前の『ファウストの聖杯』『Fortune』には登場しない。つまりは、改訂の方向次第で登場する可能性はある。もちろん、予定は未定だ。
 この原宿系(KERA系)のファッションセンスはいかにも不思議ちゃんっぽいが、当人は見かけよりは常識人のようである。まあ、ある程度マイペースな性格ではあるが、わりと冷徹な性格かもしれない。彼女なりの人情味はあるようだが。無口で無愛想なので、色々と誤解を招くキャラクターではある。

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 独特のメイクゆえに、着せ替え人形としての汎用性はゼロに等しい。アスターティや緋奈と同じドールヘッドを使っているので、基本的な顔立ちは美人なのだが、キャラクター的には「美人枠」ではない。まあ、どう見ても正統派ヒロインとはほど遠いキャラクターなのは言うまでもない。
 そもそも、我が「アヴァロンシティ・ドールズ」とは、単なる着せ替え人形ではなく「キャラクタードール」なのだ。自作小説シリーズの登場人物のドール化なのだ。一般的な着せ替え人形よりもアクが強くなるのは仕方ない。そんなアクの強いキャラクターばかりを作る私が、仮に自分で顔を描いたドールヘッドをネットオークションやフリーマーケットアプリに出品しても、まずは買い手がつかないだろう。第一、技術力が低いのだ。
 私よりはるかに技術力が高いドールカスタマイザーさんたちは、魅力的なドールヘッドを作るが、良くも悪くもアクが強くない作品が多いので、着せ替え人形としての汎用性が高い。私が作るキャラクタードールとは全く対極にある。まあ、『ファイブスター物語』のログナーさんも言う通り、「自分だけを追え」という心構えが必要なのかもしれない。安易に「他人は他人、自分は自分」などとスカした発言はすべきではないとは思うが。なぜなら、他者は自己を映す鏡だからね。

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 もの思う春。この構図、気に入っている。大人びた顔つきになっている。人形としての年齢設定は22歳。美大へは、2年浪人してから入学したのだが、それは療養生活のためだった。そう、彼女はあまり丈夫な身体ではないのだ。
 エリカは、フォースタス・チャオの親友ランス・ファルケンバーグ(いつかは当ブログで紹介したいが、まだ十分な写真を撮っていない)のカノジョという設定があったのだが、色々と無理があるので、ボツにしたも同然だ。その設定を蘇らせるならば、彼女はアスターティと同世代という事になる。
 でも、アスターティよりも昔の人に設定変更される可能性も高いんだよね。

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 もの思う春、反転。もちろん、独特のメイクも反転。まあ、基本的にかなりの美女顔である02ヘッドを使っているからこそ、このような「お遊び」を加えられる…というか、それぐらい思い切ったアレンジをしないと個性を加えられないのね。
 あるドールカスタマイザーさんが「キャラクタードール作りは、ヘッドの選択で勝負が決まる」と言っていたっけな。既製品ドールのヘッドを使うのもアリなのだ。

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 左右反転組み合わせ。ドッペルゲンガーみたいだ。


【Psyqui - Don't you want me(feat. Such)】
 キラキラ光る音の中に密かに見え隠れ(聴こえ隠れ)する哀愁。いいな。